SVNを使ったWordPressのバージョンアップ

今回は、本来の目的である、SVNを使った、WordPressのバージョーンアップに触れます。

尚、今回の記事は、すでに、SVNを使ってWordPressをインストールしたという前提で書きます。
まだ、SVNを使ったインストールをしておられない方は、今までのエントリを参考にして、まず、SVNを使ったインストール、もしくは、既存のWordPressとSVNを使ってインストールしたWordPressの入れ替えを、行って下さい。

今回も、
インストールディレクトリを、wp
ドメインをexample.comとして書いていきますので、環境に合わせて、読み替えて下さい。

まず、WORDPRESS.ORGや、リポジトリに直接、もしくは、SVNを使ってアクセスするなどして、最新バージョンを確認して下さい。
最新安定版のファイルは、前回も述べたように、バージョン番号のディレクトリに入っています。
今回は、既存のWordPressを2.6.2、最新版を2.6.3とします。

まず、通常のアップデート、アップグレードと同様に、万一の場合に備えて、WordPressそのものと、データベースのバックアップを取って下さい。

その後、SSHでログインして

cd wpEnter
svn sw http://svn.automattic.com/wordpress/tags/2.6.3/ .Enter

以上の操作で、自分のサーバーのWordPressが、2.6.3に置き換わります。
その後、通常のバージョンアップと同様に、http://example.com/wp/wp-admin/upgrade.phpにアクセスして終了です。
前に書いたとおり、マイナーバージョンアップの場合、upgrade.phpを動かさなくても、アップグレードが終了している場合もありますが、念のために、常にこの作業は行った方が良いと思います。

日本語化する場合は、上の操作の後(upgrade.phpの前後、どちらでもかまいません)に、
svn sw http://svn.automattic.com/wordpress-i18n/ja/tags/2.6.3/ .Enter
と操作して、言語ファイルも、アップグレードして下さい。
尚、英語版リリース直後だと、日本語化ファイルはアップロードされていない可能性があります。
日本語化ファイルが無く、且つ、表示に問題がある場合は、wp-configの設定で、言語を変更して、英語版として使って下さい。
そのうち、日本語化ファイルがアップロードされるはずです。

なお、svnを使って、日本語化ファイルが上手くインストールされない場合は、直接ダウンロードして、FTPクライアントなどで、アップロードして下さい。

次回は、コードだけ、すべてまとめて書きます。

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